「海外に一度は行ってみたいけど金銭的に不安」
「物価高で円安な今、海外旅行って厳しいんじゃ・・・」
海外に興味はあっても、こんな風に悩んでいる方も多いんじゃないでしょうか。
確かにここ数年円安や物価高が続いていますし、海外旅行は国内旅行より費用が高くなりがちです。
しかしそれで諦めてしまうのは、人生にとってあまりにも大きな損失。
場所選びや工夫次第で、海外旅行は十分に余裕をもって楽しむことができます。
今回はそんなお悩みに答えるべく、
“コスパ抜群で楽しめる海外旅行先５選”を紹介していきます。
旅行先の紹介だけでなく、コスパよく海外旅行するためのコツや現地の治安、言語状況なども解説しているので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
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韓国 コスパ抜群で楽しめる海外旅行先①
日本から約２時間半と近く、週末でも弾丸旅行ができる韓国。
まさにコスパ重視の海外旅行先として人気第1位と言えるでしょう。
都市がコンパクトで効率的に観光でき、ショッピングから美容、食べ歩きまでとにかく魅力が豊富。
価格帯も手ごろで「行きやすさ×満足度」が両立した旅先です。
韓国旅行の基本情報
● 航空券（往復）
1.5〜4万円
● 宿泊費
4,000〜10,000円／泊
● 総額の目安
2〜6万円台
韓国の定番スポット
■ 景福宮（キョンボックン）
韓国の伝統建築が最も美しく残る王宮。韓国ドラマのロケ地としてもよく使われているため、見覚えのある人も多いのではないでしょうか。
広大な敷地に歴史的建造物が点在し、韓服を着て散策すると一気にタイムスリップした気分に。
春の桜、秋の紅葉など、季節ごとにフォトジェニックな景色が楽しめます。
■ 明洞（ミョンドン）
コスメ、ファッション、食べ歩きグルメが全て揃う観光の中心地。
ストリートフードを片手に歩けば、韓国のエネルギーを肌で感じられます。
ソウルの中心部に位置するため、空港や各観光地へのアクセスの良さも非常に便利なスポットです。
■ 弘大（ホンデ）
日本でいう渋谷、原宿のようなアートと若者文化の街。
個性的なカフェや雑貨店が並び、散策するだけでワクワクします。
夕方からは路上ライブが盛んで、ローカルの文化を自然に楽しめる人気エリア。
韓国の定番料理
■ サムギョプサル
ジューシーな豚バラ肉をサンチュやキムチと一緒に包んで味わう満足感の高い料理。
グループ旅行なら特に盛り上がり、価格もリーズナブルでコスパ最高。
■ トッポッキ
もちもちの餅を甘辛いソースで煮込んだ韓国屋台の王道グルメ。
辛さの中に旨味があり、食べ比べも楽しい一品。
■ チメク（チキン＆ビール）
韓国の夜の定番。軽い衣でカリッと揚げられたチキンは、日本では味わえないバリエーションが豊富。
ビールとの相性が抜群です。
韓国をコスパよく楽しむ豆知識
韓国は公共交通機関が発達していて便利なのですが、どうしてもバスや電車でアクセスしづらい場所もあるもの。
そんなときはタクシー配車アプリが活躍します。
タクシーというとお高いイメージがありますが、30分乗っても1,600円前後と日本に比べてタクシー料金がかなり安めになっています。
カカオタクシーという配車アプリの普及率が高く、すぐに乗車できるので非常に便利です。
韓国の安全面
韓国の観光地は全体的に治安が良く、女性の一人旅も珍しくありません。夜の繁華街ではスリだけ気をつければ安心して楽しめます。
韓国の言語事情
英語表記が多く、韓国語が話せなくても問題ありません。翻訳アプリと指差しでほぼ全ての場面が乗り切れます。
台湾 コスパ抜群で楽しめる海外旅行先②
台湾は治安の良さ、親日性、食の充実度の高さで、海外旅行初心者にも絶大な人気を誇ります。
夜市文化が根付き、食べ歩きの楽しさはアジア随一。
コンパクトな都市構造で移動しやすいのもコスパの良さにつながっています。
台湾旅行の基本情報
● 航空券（往復）
2〜5万円
● 宿泊費
5,000〜12,000円／泊
● 総額の目安
3〜7万円台
台湾の定番スポット
■ 九份
山の斜面に広がる幻想的な街並みが特徴。赤い提灯が灯る夜の風景は、まるで映画の世界そのもの。お茶屋で海を眺めながら過ごす時間は格別です。
■ 台北101
台北のシンボル的存在で、展望台から市内を一望できます。昼と夜で異なる表情が楽しめ、ショッピングも充実。食事やお土産スポットとしても優秀な総合施設。
■ 士林夜市
台湾最大級の夜市で、安くて美味しい屋台グルメの宝庫。ローカルの熱気を感じながら食べ歩きを楽しむのが台湾旅行の醍醐味です。
台湾の定番料理
■ 小籠包
薄い皮の中に肉汁がたっぷり詰まった絶品点心。レンゲにのせてスープを味わう瞬間はまさに至福。店ごとに味が違うため、食べ比べもおすすめ。
■ 魯肉飯
甘辛く煮込んだ豚肉をご飯に乗せた台湾庶民の味。安いのに美味しく、飽きのこない味付けで何度でも食べたくなる一品です。
■ タピオカミルクティー
本場のタピオカはもちもち食感と濃厚な茶葉の香りが特徴。甘さや氷の量を細かく調整できるため、自分好みの一杯が楽しめます。
台湾をコスパよく楽しむ豆知識
台湾旅行でコスパを重視するなら、悠遊カード（EasyCard）は必携アイテムです。
地下鉄やバスが割引運賃で利用でき、切符を都度買う手間と時間を節約できるのが大きなメリット。
コンビニや自販機でも支払いに使えるため、小銭管理のストレスも減らせます。
使い切れなかった残高を返金できる点も無駄がありません。
台湾の安全面
台湾はアジアの中でも治安が良い国として知られており、海外旅行初心者でも安心して訪れやすい旅行先です。
夜市や繁華街を含め、夜間でも比較的安全に歩けますが、スリなどの軽犯罪には注意が必要です。
基本的な防犯意識を持って行動すれば、大きなトラブルに遭う可能性は低いでしょう。
台湾の言語事情
中国語が中心ですが、観光地は英語表記が多く、親切な人が多いので言葉が通じなくても困りません。
タイ コスパ抜群で楽しめる海外旅行先③
寺院巡り、グルメ、ナイトマーケット、スパ、ビーチと、幅広く楽しめる国がタイ。
物価が安いため、長く滞在しても費用が抑えられる“コスパの宝庫”です。
タイ旅行の基本情報
● 航空券（往復）
3〜6万円
● 宿泊費
2,500〜8,000円／泊
● 総額の目安
4〜9万円台
タイの定番スポット
■ ワット・プラケオ
黄金に輝く寺院群が神秘的で、タイ仏教文化の深さが伝わる観光名所。細部まで施された美しい装飾に圧倒されます。
■ アユタヤ遺跡
広大な敷地に点在する遺跡を自転車で巡るのがおすすめ。歴史を感じつつ開放的な景色が楽しめ、写真映えも抜群。
■ 鉄道市場（タラートロットファイ）
個性的な雑貨や古着、屋台グルメが楽しめる夜市。ローカルの活気に溢れ、ぶらぶら歩くだけで楽しいスポット。
タイの定番料理
■ パッタイ
米麺のもちもち食感と甘酸っぱい味わいがクセになる一品。ナッツの香ばしさやライムの爽やかさがアクセントで、屋台で気軽に味わえる庶民の味です。
■ トムヤムクン
複雑で奥深いスープは、辛・甘・酸・旨味が絶妙に絡み合うタイ料理の代表格。エビの旨味がしっかり染み出し、虜になる人が続出。
■ カオマンガイ
しっとり蒸し上げた鶏肉と鶏出汁で炊いたご飯の優しい味が人気。特製タレをかけると一気に風味が増します。朝食にもおすすめ。
タイをコスパよく楽しむ豆知識
タイでは、流しのタクシーはメーターを使わなかったり、観光客価格を提示されることがあり、結果的に割高になるケースがあります。
その点、GrabやBoltなどの配車アプリを使うと事前に料金が確定するため、交渉不要で無駄な出費を防げます。
特に短距離移動や夜間、雨天時は割増請求されやすいため、アプリ利用がコスパ面でも安心です。
タイの安全面
観光地の治安は安定していますが、タクシーのぼったくりや客引きには注意が必要。配車アプリを使えばほぼ回避できます。
タイの言語事情
タイは公用語がタイ語ですが、観光地では英語が比較的よく通じる国です。
ホテルや空港、主要観光スポット、レストランでは英語表記が整っており、簡単な英語でのやり取りで困る場面は多くありません。
屋台やローカル市場では英語が通じにくいこともありますが、指差しや翻訳アプリを使えば問題なく対応できます。
ベトナム コスパ抜群で楽しめる海外旅行先④
物価が非常に安く、カフェ文化が発達したベトナムは、旅慣れた人からも高評価の“実力派コスパ国”。街歩きが楽しいため、費用を抑えながら満足度の高い旅ができます。
ベトナム旅行の基本情報
● 航空券（往復）
3〜6万円
● 宿泊費
3,000〜7,000円／泊
● 総額の目安
4〜8万円台
ベトナムの定番スポット
■ ハロン湾
奇岩が隆起する神秘的な景観が広がる世界遺産。
クルーズに乗ると壮大な自然に包まれ、普段では味わえないスケール感の大きな旅体験ができます。
■ ホイアン旧市街
ランタンが灯る夜の街並みはため息が出るほど美しい。雑貨店やカフェが多く、女子旅にも大人気。
昼夜で雰囲気が変わるため、何度歩いても飽きません。
■ ベンタイン市場
雑貨・衣類・食品など何でも揃う巨大市場。現地の生活を感じられ、値段交渉も旅の楽しみのひとつ。
ベトナムの定番料理
■ フォー
あっさりしたスープと米麺の相性が抜群で、朝食として現地でも愛されている国民食。店ごとにスープの深みが違い、食べ比べが楽しい。
■ バインミー
軽く食べたいときにぴったりのサンドイッチ。フランス植民地時代の名残を感じるバゲットに肉や野菜を挟み、手軽で美味しく、コスパ最強。
■ 生春巻き
新鮮な野菜とエビを包んだヘルシーな料理。特製のピーナッツタレや甘辛タレと合わせると、より味わい深くなります。
ベトナムをコスパよく楽しむ豆知識
食事はローカル食堂・屋台を選ぶ
ベトナムでは、フォーやバインミーなどの定番料理がローカル食堂や屋台なら200〜500円程度で楽しめる一方、観光客向けレストランでは同じ料理でも1,000円以上になることが珍しくありません。
価格差は2〜4倍ほどあり、味のクオリティはむしろローカル店の方が高いケースも多いです。
地元の人で賑わっている店を選べば、食費を大幅に抑えつつ本場の味を堪能できます。
ベトナムの安全面
観光地は比較的安全ですが、スリやひったくりには注意が必要。特にバイクが多い交差点では、スマホを出したまま歩かないなど工夫が必要です。
ベトナムの言語事情
英語が苦手な店員もいますが、翻訳アプリや指差しで問題なし。観光客が多い国のため、言語の壁は低めです。
グアム コスパ抜群で楽しめる海外旅行先⑤
日本から最も近い南国リゾートとして人気のグアムは、短期間でしっかりリフレッシュしたい人に最適。
透明度の高い海とリゾートホテルが揃い、忙しい社会人にも人気の旅先です。
グアム旅行の基本情報
● 航空券（往復）
9〜15万円
● 宿泊費
1.3〜3万円／泊
● 総額の目安
3〜10万円台
グアムの定番スポット
■ タモンビーチ
遠浅で透明度の高いビーチは初心者にも安心。泳ぐだけでなく、のんびり海を眺めるだけでも心が癒されます。マリンアクティビティも充実。
■ 恋人岬
断崖絶壁から広がる紺碧の海を一望できる絶景ポイント。特に夕暮れの景色はロマンチックで、カップルや家族旅行に大人気。
■ チャモロビレッジ
現地文化を感じるナイトマーケット。ローカルの雑貨や料理に触れられ、観光とは一味違う魅力を楽しめます。
グアムの定番料理
■ チャモロバーベキュー
独自スパイスで味付けされた肉を豪快に炭火で焼いた郷土料理。香ばしさがクセになる、グアムの代表的なソウルフード。
■ フィッシュタコス
新鮮な白身魚に、爽やかなソースが絡んだ南国らしい一品。軽く食べられ、ランチにぴったり。
■ マンゴースムージー
濃厚な甘さが楽しめるトロピカルドリンク。暑いビーチで飲むと格別で、グアムの魅力を象徴する味です。
グアムをコスパよく楽しむ豆知識
移動はレンタカーを活用する
グアムは公共交通機関が少なく、タクシー移動を重ねると交通費が高くつきがちです。
短期滞在でもレンタカーを利用すれば、1日あたり数千円程度で島内を自由に移動できます。
ショッピングセンターやローカルレストラン、ビーチを効率よく回れるため、移動時間と費用の両方を節約可能。
複数人での旅行なら、1人あたりの交通費をさらに抑えられる点も大きなメリットです。
グアムの安全面
観光地は治安が良く過ごしやすいですが、夜の人通りが少ない場所では注意が必要。基本は昼間の活動が安心です。
グアムの言語事情
英語が公用語で、日本語が通じる場面も多いため、言語面の不安はほぼありません。
海外旅行を安く楽しむコツ
海外旅行を安く楽しむためには行き先選びの他にも、さまざまなポイントでコストを抑えることができます。
これらを意識するだけで、同じ旅程でも必要な予算は大きく変わるもの。
ここでは場所選び以外にも実践できる、海外旅行をコスパよく楽しむための具体的なコツをご紹介します。
安い時期を選ぶ
海外旅行の費用を大きく左右するのが、出発する時期の選び方です。
大型連休や夏休み、年末年始は需要が集中するため、航空券やホテル代が一気に高騰します。
反対に、連休明けや閑散期を狙えば、同じ行き先でも数万円安くなることも珍しくありません。
スケジュールに余裕がある場合は、平日出発・平日帰国を意識するだけでも効果的です。
混雑を避けられるため、観光しやすいというメリットもあります。
航空券は比較サイトで探す
航空券の価格は、出発日や曜日、予約するタイミングによって大きく変動します。
そのため、1つの予約サイトだけで決めてしまうのは避けたいところです。
複数の比較サイトを使い、日付を前後にずらしながら料金をチェックするのが基本になります。
同じフライトでも予約先によって価格が違うこともあり、比較するだけで数万円節約できるケースもあります。
ホテルは立地と価格のバランスで選ぶ
ホテル料金は、観光地の中心に近づくほど高くなる傾向があります。
例えば繁華街や主要駅直結のホテルは便利な一方で、同じグレードでも郊外寄りのエリアに比べて数千円以上高くなることがあります。
移動が苦にならない場合は、1〜2駅離れたエリアを選ぶだけで、宿泊費を大きく節約できます。
海外旅行は工夫次第でコスパよく楽しめる
海外旅行は費用がかかるという印象を持たれがちですが、行き先や過ごし方を少し工夫するだけで、コスパよく楽しむことができます。
事前にポイントを押さえておけば、無理に節約しなくても満足度の高い旅が実現します。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ海外旅行にチャレンジしてみてください。
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